v2.133.4 (2025/10/31)
Updated at October 31, 20252025/10/31 に Cloud LaTeX v2.133.4 をリリースしました。前回のお知らせ以降に更新された主な内容は以下です。
機能追加・改善
- 文字数カウント機能の再開:
    - システム負荷が高まったことから提供を停止していた文字数カウント機能を再開しました。メニュー内の「文字数カウント」をクリックすることで計測が可能です。
 
- アウトライン表示改善:
    - \begin{document} ~ \end{document}間の内容のみアウトラインに表示するようにしました。- \begin{document}がない場合は「ファイル全体」を、- \end{document}がない場合は「- \begin{document}からファイル末尾まで」をアウトライン表示します。
 
 
- コンパイル処理周りの改善:
    - コンパイル後のエラー/警告の出力上限を 100 個までとすることで、大量のエラー/警告を有するプロジェクトがコンパイル後にタイムアウトすることがあった問題を解消しました。
- ログの表示に上限を設けることで、コンパイル後に極めて長いログが生成される場合のパフォーマンスを安定化しました。ログ全体を確認したい場合は、「ZIPダウンロード(中間ファイル含む)」をご利用ください。
 
- 仕様変更やその他の改善:
    - Cloud LaTeX 内でインストールしている emath のバージョンを 訂正版 emathc251001に更新しました。また、perl との連携用スクリプトファイルの訂正版であるemathpl130521をインストールしました。
- エディタに遷移した際、大文字小文字が異なる同じ名前のファイルが同階層にある場合、リネームを促す警告ダイアログを表示するようにしました。
- ファイル数の多いプロジェクトにおいて、ファイルリスト表示を高速化しました。
- その他、細部の変更、UIやデザインの調整を実施しました。
 
- Cloud LaTeX 内でインストールしている emath のバージョンを 訂正版 
機能削除
- TeXDoc 機能の提供終了:
    - ご利用実態および保守負荷を鑑み、プロジェクト編集画面の TeXDoc タブからのドキュメント検索機能の提供を終了しました。今後は https://texdoc.org/index.html をご活用いただきますようお願いいたします。
 
不具合修正
- 編集中ファイルの自動リロード機能改善:
    - これにより、複数ブラウザ/タブで同一プロジェクトを開いている際に特定の操作をすると、古い内容で上書きされてしまうことがあった問題を解消しました。
 
- その他の不具合修正:
    - ファイルの「復元」ダイアログを閉じた際に、常に1ページ目に戻るように修正しました。
- 環境名にスペースが含まれている場合にパースエラーが発生することがあった問題を修正しました。
- 一定条件下でコンパイル処理が二重に走っていた問題を改善しました。
 
