リリースノート
Updated at November 19, 2024
v2.116.0 (2024/11/19)
2024/11/19 に Cloud LaTeX v2.116.0 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- iOS / iPadOS でのご利用時、エディタ上で日本語入力をすると変換・決定時に意図しない挙動をすることがある不具合を改善しました。
- 前回のリリース(2024/10/17)後より、ファイルの「復元」機能を使用しても復元内容がエディタに反映されなくなっていた不具合を改善しました。
- その他、細部の調整や更新を実施しました。
v2.114.2 (2024/10/17)
2024/10/17 に Cloud LaTeX v2.114.2 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- SyncTeX 機能を改善しました。
- SyncTeX とは「TeX ソースファイルを開いたエディタと PDF VIEW との間を、ダブルクリックすることで相互ジャンプする仕組み」のことです。
- このたび、inputコマンド等で複数の TeX ソースファイルの構成になっていても適切にジャンプできるようにしました。
- 中間ファイルを含めたソースファイルの ZIP ダウンロードができるようにしました。
- マイページおよびプロジェクト画面から操作可能です。
- 中間ファイルを含めたZIPダウンロードをするには、事前にコンパイルを実施する必要があります。
- 外部共有リンクから閲覧しているプロジェクトについてはご利用いただけません。
- プロジェクト画面左ペインのファイルツリーのメニューに「移動」コマンドを追加し、ファイル/フォルダのディレクトリ移動ができるようにしました。
- PC端末ではファイル/フォルダをD&Dすることによって移動が可能でしたが、スマートフォン/タブレット端末では今までできなかったため、今回の新機能「移動」コマンドをご利用ください。
プロジェクト画面右ペインのメニューに「文字カウント」機能を追加しました。 → 追記:想定外のサーバー負荷が発生したため、現在文字カウント機能の提供を中止しています。- カウントには TeXcount の以下のオプションを利用しています。
- 全体の文字数
texcount -utf8 -char -merge -template='{SUM}'
- うち本文の文字数
texcount -utf8 -char -merge -template='{text}'
- 全体の単語数
texcount -utf8 -merge -template='{SUM}'
- うち本文の単語数
texcount -utf8 -merge -template='{text}'
- 全体の文字数
- カウントには TeXcount の以下のオプションを利用しています。
- その他、セキュリティ更新や細部の調整等を実施しました。
v2.113.0 (2024/09/25)
2024/09/25 に Cloud LaTeX v2.113.0 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
\{
を入力した際の自動補完を}
から\}
に変更しました。- 「ファイル名をクリップボードにコピー」を「パス名をクリップボードにコピー」に変更し、親ディレクトリ名もコピーできるようにしました。
\input
等のファイル名補完で、(1). (ドット)
が含まれる場合、(2) マルチバイト文字が含まれる場合に正しく補完されるようにしました。- Cloud LaTeX とアカリクに同時登録した際に、「Cloud LaTeX へようこそ」のテンプレートが自動で作られなくなっていた不具合を修正しました。
- その他、セキュリティ更新や細部の調整を実施しました。
v2.112.1 (2024/09/17)
2024/09/17 に Cloud LaTeX v2.112.1 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- 編集画面の右ペイン ( PDF VIEW / ERROR / LOG / TEXDOC タブ) を、別ウィンドウでポップイン/ポップアウトができるようにしました。
- PDF VIEW タブ内、右上端の
︙(設定)
から、「偶数または奇数ページで見開き」モードを選択できるようにしました。 - PDF VIEW スクロール時の挙動を改善しました。
- その他、細部の調整を実施しました。
v2.111.0 (2024/09/05)
2024/09/05 に Cloud LaTeX v2.111.0 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- エディタのハイライト表示を改善しました。
- 数式モードの添字がタグとして認識されていなかったのを修正しました。
- begin コマンドに続く
{}
がひとかたまりのbeginタグと誤認識されていたのを修正しました。
- コマンド自動補完機能を改善しました。
- Tabキー入力で
{}
や||
内にカーソルが正しく移動しないことがあった問題を修正しました。 - ファイル名に
-(ハイフン)
が含まれていても正常に補完されるよう修正しました。
- Tabキー入力で
- PDF 出力機能を改善しました。
- コンパイルの結果エラーが発生していても何らかの PDF が出力されていれば PDF VIEW に表示していましたが、その場合に
PDFはエラーがある状態で出力されました。
と警告表示するようにしました。 - コンパイルの結果エラーによって PDF が出力されない場合は PDF VIEW をクリアするようにしました。
- プロジェクト画面を開いた際に、前回出力した PDF VIEW が表示されないことがあった問題を修正しました。
- コンパイルの結果エラーが発生していても何らかの PDF が出力されていれば PDF VIEW に表示していましたが、その場合に
- その他、細部の調整を実施しました。
v2.110.5 (2024/09/02)
2024/09/02 に Cloud LaTeX v2.110.5 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- 公開テンプレートでより使いやすくなるような改修を実施しました。
- テンプレート一覧 でソートができるようにしました。
- テンプレート詳細から「このテンプレートについて問い合わせる」ことができるようにしました。
- プロジェクト編集画面の左・中央・右ペインの幅について、最後に変更した状態がブラウザ毎に保存されるようにしました。
- その他、セキュリティ更新や細部の修正などを実施しました。
v2.110.4 (2024/08/20)
2024/08/20 に Cloud LaTeX v2.110.4 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- テンプレート機能を刷新しました。
- テンプレート一覧ページを一般公開し、テンプレートのキーワード/タグ検索でテンプレート詳細情報にアクセスできるようにしました。
- テンプレート詳細情報ページでテンプレートのプレビューが見ることができ、直接プロジェクトを作成することができるようにしました。
- マイページでプロジェクトを複数選択して一斉削除・ダウンロードができるようにしました。
- プロジェクト新規作成時に選択できる「既定テンプレート」の内容をシンプルにし利用しやすくしました。
- リリースノートやドキュメントページを新設し、これらのリンクを追加しました。
- 推奨環境ではないブラウザでアクセスした際にマイページの画面表示が崩れる問題を解消しました。また現時点で利用可能なブラウザの対象を一部広げました。
- 2024/08 時点で、Safari ブラウザの v15.4 以降、および Chrome ブラウザの v80 以降で編集作業ができるようになったことを確認しています。
- VSCodeファイル同期に失敗することがある不具合が一時的に発生していたのを解消しました。
- その他、細部の調整などを実施しました。
v2.109.2 (2024/07/18)
2024/07/18 に Cloud LaTeX v2.109.2 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- 一時的に、ファイル名に全角文字が含まれていると Dropbox 同期が正常に完了しなくなっていた不具合を修正しました。
- ターゲットファイルを選択するダイアログが2回表示されていた不具合を修正しました。
- 特定条件下でのコンパイルを高速化しました。
- プロジェクト内に多数のファイルを格納している際のパフォーマンスを改善しました。
- エディタ上でファイルを展開していない場合にわかりやすいように文言を表示するようにしました。
- Cloud LaTeX にインストールされていた各種パッケージの更新を実施しました。具体的には以下です。
jIEEEtran
,IEEEJtran
v0.18 -> v0.19 に更新amsart.cls
v2.20.5 -> v.2.20.6 に更新mbboard.sty
及びこれに付属する黒板太字書体が利用できなかった問題を解消- 一部独自インストールのドキュメントが texdoc で表示されるように
ascolorbox.sty
が使えるようにpandoc-crossref
が使えなくなっていたのを修正
- その他、細部の調整などを実施しました。
2024/06 以前のリリースノート
2024/06/14
v2.107.0 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- uplatex の高速化を実施しました。
- 今回の改修で platex と概ね同速になり、「科研費LaTeX」「Beamer スライドレポート」等、 uplatex で提供中のテンプレートの使用感が向上しました。
- 内部使用パッケージの制約により、ブラウザ Safari の バージョン 16.4 未満では正常にご利用いただけなくなったため、該当バージョンの Safari でアクセスされた際にアラートを出すようにしました。
- お手数ですが、Safari 最新バージョンまたは他のブラウザより Cloud LaTeX をご利用ください。
- その他、細部の調整等を実施しました。
2024/05/14
v2.104.2 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- ファイル復元機能で、最新バージョンの保存日時を表示するようにしました。
- 過去バージョンファイルの保存ルールを「保存期間 90 日間かつ最新100バージョンまで」に変更しました。
- マイページのデザインを調整しました。
- キャッシュ化された中間ファイルの影響でコンパイルに失敗する事態を減らすため、LaTeX エンジン / TeX Live 安定版か開発版か / ターゲットファイルの変更をした際には自動でキャッシュを削除するようにしました。
- その他、細部の調整やセキュリティ更新などを実施しました。
2024/04/23
v2.103.4 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- Cloud LaTeX で安定版として使用している TeX Live のバージョンを、
TeX Live 2023 最終版
に更新しました。- (u)platex でのみ、開発版として 2024 がご利用可能です。
- LaTeX の中間ファイルをサーバにキャッシュすることで、特定利用下でのコンパイル速度が向上しました。
- ERRORタブ内に「キャッシュの削除」ボタンを設置しました。コンパイル結果が正常でない場合に一因として中間ファイルのキャッシュの影響が考えられますので、このボタンから削除ができます。
- 一部ページをスマートフォン環境でも読みやすいようにデザイン調整しました。
- Cloud LaTeX のチュートリアル記事を更新しました。今後拡充していきます。
- PDFファイルのサムネイル表示の背景を白から灰色に変更し、ページの切れ目がわかりやすくなるようにしました。
- 新規登録完了後に受信確認メールが自動で届かなくなっていた不具合を修正しました。
- 検索/置換パネルを開いたまま、メニューでエディタテーマ等を変更するとパネルが増殖していた不具合を修正しました。
- ファイルツリーにフォルダを複数層設置して開いた際の表示崩れを再修正しました。
- ファイルツリー設定「復元」「削除」の文字色が反映されなくなっていた件を修正しました。
- その他、細部の調整等を実施しました。
2024/03/18
v2.102.0 をリリースしました。
- プロジェクトの一般公開ができるようになりました。
- 公開したいプロジェクト上部の「共有 (Share)」ボタンを押して閲覧専用URLを発行することで、そのURLから Cloud LaTeX に登録していない誰でも「閲覧のみ」権限でプロジェクト画面にアクセスができます。
- 閲覧モードでは、エディタテーマやサイズ等のメニュー項目はプロジェクトオーナーが指定した設定がそのまま反映されます。
- 閲覧モードでは、誰でもPDFおよびZIP(ソース)ファイルのダウンロードが可能です。
- プロジェクト右上部のアイコン表示を調整しました。
- スマートフォン画面など横幅が狭いときにはテキストを消しアイコンのみ表示するようにしました。
- メニューを開いたままファイルを画面上にドラッグして「ドロップ待ち画面」を表示させてからキャンセルすると、更新しないと画面が復帰しなくなっていた不具合を解消しました。
- 外部サービス(VSCode および Dropbox)連携時に一部条件下で発生していた、同期に関連する不具合を解消しました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2024/03/05
v2.101.0 をリリースしました。
- blackboard 等のダークなエディタテーマを選択した際に、中央のエディタ部分だけではなく画面全体にダークテーマが反映されるようにしました。
- プロジェクトをコンパイルして出力された結果を数日間保持するようにし、プロジェクトを再度開いた際に PDF VIEW に直ちに表示されるようにしました。
- コンパイル中のプロジェクトを閉じて再度開くと、コンパイル処理が途中から再開されるようにしました。
- プロジェクト画面から「ZIP(ソース)のダウンロード」ができるようにしました。
- 内容編集のみしてコンパイルをしなかったときにもマイページの「最終更新日時」が更新されるようにしました。
- 編集画面の一部のデザインを変更しました(今後さらに変更される可能性があります)。
- Firefox 使用の際に、マイページ画面でスクロールをすると発生していたデザイン崩れを修正しました。
- Dropbox同期中のターゲットファイルをDropbox側でリネームすると画面がクラッシュする問題を修正しました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2024/02/11
v2.100.2 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- PDFファイルをアップロードした際のプレビュー表示を改善しました。
- ファイルをアップロードした際のプログレスバー挙動を改善しました。
- 自動コンパイルオプションをONにした際のコンパイル挙動を改善しました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2023/12/29
v2.99.4 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- プロジェクト内の
\usepackage
または\documentclass
で指定したパッケージに存在するコマンドを補完できるようにしました。- Cloud LaTeX 内部で利用している TeX Live イメージ内のパッケージから自動でコマンドを抽出しています。
- エディタ使用感の向上のため、自動補完候補を設定している { } 内をマウスクリックした際に、値が既に入っている場合には補完候補ボックスが表示されないようにしました。
- ただし例外として、
\input
,\include
,\includegraphics
コマンドの { } 内をマウスクリックした際には補完候補があれば表示されます。これは、読み込みファイルの再選択や画像プレビューを見たいニーズを受けた対応となります。
- ただし例外として、
- ファイルツリーの設定または右クリックでメニューを開いた際に、選択したファイル/フォルダに対して常に灰色のハイライトがかかるようにし分かりやすくしました。
- ユーザー設定から Dropbox の連携解除を行った際の画面遷移不具合を解消しました。
- その他、細部の調整などを実施しました。
2023/11/19
v2.96.11 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
<機能追加>
- LaTeX 執筆環境の向上のため、以下のエディタ改善を実現しました。
Ctrl + B
(MacではCommand + B
)のキー入力で太字コマンド\textbf{ }
が挿入/除去できるようにしました。\lstinputlisting[ ]{ }
、\input{ }
、\include{ }
において、プロジェクト上のテキストファイルが自動補完候補となるようにしました。- 下記の環境名を補完した際に自動入力される内容を充実化しました。
- description, enumerate, itemize 環境:
\item
を追加 - frame 環境:
{Frame title}
を、タイトル内が全選択されている状態で追加 - tabular 環境:表作成に便利なテンプレート記述を追加
- table 環境:
\centering, \caption, \label
, tabular 環境を追加 - figure 環境:
\centering, \caption, \label, \includegraphics
を追加
- description, enumerate, itemize 環境:
- \t や \n で始まる単語もエディタ検索・置換をすることが可能になりました。
- プロジェクト新規作成で「空のプロジェクト」または「ZIPアップロード」を選択した場合、使用する LaTeX エンジンも同時に選択できるようにしました。
- 過去バージョンの Safari ブラウザで Cloud LaTeX を利用すると PDF VIEW が表示されないなどの不具合が発生する可能性があるため、当該ブラウザでアクセスされた際に「推奨利用環境でご利用ください」という警告表示を出すようにしました。
<不具合解消>
- エディタの検索・置換機能が一時的に使えなくなっていた問題を修正しました。
- プロジェクトに設置した
.latexmkrc
の一部設定が反映されなかった問題を修正しました。 - 一定条件下でエラータブをクリックすると「問題が発生しました」画面に遷移してしまっていた問題を修正しました。
- 一部の自動補完コマンドを決定してもエディタに反映さなかった問題を修正しました。
2023/11/08
v2.96.5 をリリースしました。
- エディタ刷新によって行番号クリックで当該行を選択できるようになりましたが、利便性を更に向上すべく、下記のように改善しました。
- 行番号が表示されている箇所の一部分でしか発動しなかったのを、灰色部分のどこをクリックしても発動するようにしました。
- ドラッグに対応し、複数行選択を可能にしました。
- Shift キーを押しながら行番号クリックすることで範囲選択を広げられるようにしました。
.latexmkrc
ファイルを編集画面へのD&Dでアップロードできるようにしました。- エディタ刷新後、自動コンパイル設定を on にしているにもかかわらずプロジェクトのロード時にコンパイルが自動で開始されなくなっていた不具合を解消しました。
- コンパイル中に Texdoc 検索を中断するとコンパイル処理も中断されてしまっていた不具合を解消しました。
- ファイルツリーに複数階層のディレクトリを設置するとその下部に余白が広がってしまっていた表示崩れを解消しました。
2023/11/06
v2.96.4 をリリースしました。
2023/10/31 に実施した内蔵エディタ刷新の影響で発生した不具合の解消および不足機能の追加がメインとなります。
前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
<不具合解消>
- プロジェクト画面でファイルアップロードするとエディタの内容が消えてしまう問題を解決しました。
- 本症状発生中にファイル内容を上書きしてしまった場合は、ファイル設定にある「復元」機能を使ってください。
- コンパイルエラーの発生位置によって「問題が発生しました」画面に遷移してしまう問題を解決しました。
- 「警告(warning)」が表示されない問題を解決しました。
- スマートフォン/タブレットの Safari ブラウザで、エディタの下数行が表示されない問題を解決しました。
- エディタの枠を右側に拡張するボタンアイコンが枠の幅によってデザイン崩れを起こす問題を解決しました。
<機能追加>
- Mac環境で補完候補一覧表示中に
Ctrl+P
で上の選択肢へ移動、Ctrl+N
で下の選択肢へ移動ができるようにしました。- その他、エディタ刷新により有益なショートカットキーが追加されていますので、ショートカットキー一覧 をご確認ください。
\begin{ }
の環境名に補完候補にない任意の内容を入力した場合でも、自動で\end{ }
が補完されるようにしました。- その他、いくつかの有益なコマンドや環境の自動補完候補を追加しました。
2023/10/31
v2.96.0 をリリースしました。
- 内蔵エディタを刷新しました。新しくなった Cloud LaTeX のエディタをぜひご利用ください。
- 「検索」と「置換」ボタンが一体化し、使いやすくなりました。
- Safari等の特定ブラウザやスマホ/タブレットで利用する際に挙動が安定化し、操作性が向上しました。
- 「Firefox + Google日本語入力IME」で利用中に変換候補ボックスが正しい場所に表示されるようになりました。
- Tabキー入力でのカーソル遷移 / 行番号クリックでの行選択 / カーソルクリックでの様々なハイライト表示など、編集作業の利便性を向上させる改善をしました。
- その他、エディタ周りの既知の不具合解消や、細部の調整を実施しました。
- 一方で、エディタの刷新により下記の影響がございますのでご了承ください。
- キーバインド
Sublime Text-like
を廃止とし、default
に変更しています。 - いくつかのエディタテーマを廃止とし、
cloudlatex default
に変更しています。 - ブラウザに、全角文字を自動で半角文字に変換するものや、People翻訳など文字編集系の拡張機能を入れている場合、意図しない挙動を起こす可能性がありますので、cloudlatex.io を拡張機能の除外リストに追加してください。
- キーバインド
2023/10/18
v2.95.2 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- コンパイルの結果エラーが発生してもPDFは生成されている場合、今までエラーのみを表示していましたが本リリースで PDF VIEW に生成PDFを表示するようにしました。
- 具体的には、Cloud LaTeX 内部でコンパイル処理に利用している Latexmk において、各 LaTeX エンジンに
-f
オプションを付与しています。これにより、たとえば文献管理bibファイルの中に記法エラーがあってもその部分を除いてPDF生成されるようになりました。
- 具体的には、Cloud LaTeX 内部でコンパイル処理に利用している Latexmk において、各 LaTeX エンジンに
- 環境の自動補完候補に
gather*
を追加しました。 - エディタの置換機能を使用時、テーマによってはボタンの文字が読みづらくなっていた問題を修正しました。
- ファイルツリー/エディタ/PDF VIEW の3画面を分割するUIを調整しました。
- その他、細部の調整等を実施しました。
2023/09/11
v2.94.1 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- コマンド等の自動補完関連で下記の変更を実施しました。
- 数式モードで使われる
\[
,\(
,$
を入力すると、それぞれ\]
,\)
,$
を自動補完するようにしました。 - 前方一致に加えて部分列での絞り込み検索にも対応するようにしました。
- 検索でマッチした文字が分かりやすいようハイライトされるようにしました。
- 自動補完候補のフォントサイズがエディタのフォントサイズと連動するようにしました。
\includegraphics[ ]{ }
の{ }
に記述したファイル名をクリックしてもプレビューが表示されないことがあった不具合を修正しました。\textwidth
,\linewidth
のコマンドや一部オプションの自動補完候補を新規追加しました。\begin{ }
の環境名入力時、完全一致候補が1つのみの場合に自動補完が表示されなくなっていた不具合を修正しました。- その他、補完候補選択時にスムーズにカーソルが遷移するように調整しました。
- 数式モードで使われる
- プロフィール入力・編集画面のデザインを調整し、スマホ等でも見やすくしました。
- テンプレート一覧画面を上下スクロールをしても常に検索ボックスが表示されるようにしました。
- LaTeX の文献管理に使われる
BibLaTeX
について、バックエンドに用いられるBibTeX
に加えて、今回Biber
が出力するエラーも検知できるようにしました。 - macOS でJIS配列キーボード使用時、日本語-ローマ字入力モードで"¥"キーで入力する文字にバックスラッシュを選択し入力するとコマンド自動補完が発動しないことがある不具合を解消しました。
- その他、細部の調整やシステム最適化等を実施しました。
2023/08/28
v2.93.1 をリリースしました。前回のお知らせまでに更新された主な内容は以下です。
- コマンド
\lstlisting[ ]{ }
や環境tabularx
など、新規の自動補完候補を複数追加しました。 - サーバ設定の最適化を実施し、高負荷時の利用体験を改善しました。
- その他、セキュリティの向上や、細部の修正を実施しました。
2023/08/03
v2.90.0 をリリースしました。
- 拡張子
ltx
のファイルをコンパイルターゲットに指定できるようにしました。 - ファイルツリーの操作でデザインが崩れることがあった問題を解消しました。
- (u)platex で TeX Live 開発版を使用時、フォント周りで発生していた不具合を解消しました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2023/07/18
v2.88.0 をリリースしました。
- プロジェクト編集画面におけるブラウザタブのタイトルにプロジェクト名が入るようにしてタブを見つけやすくしました。
- テンプレートからプロジェクトを新規作成し編集画面に遷移した際に、自動でターゲットファイルの内容がエディタに展開されるようにしました。
- Cloud LaTeX で TeX/LaTeX エラーを検知した際に展開していた TeX Wiki 掲載の解説文の表示方法を調整し、元のエラー内容が見やすくなるようにしました。
- 拡張子
pdf_tex, ins, dtx, ldf
のファイルのエディタ展開やアップロードができるようにしました。 - その他、セキュリティ強化を含めた各種更新を実施しました。
2023/06/27
v2.86.0 をリリースしました。
- コンパイルを中断できるようになりました。
- ユーザー設定ページのUIを調整し、各種更新をしやすくしました。
- iOS / iPadOS の「すべてを選択」が使えるようにしました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2023/06/21
v2.85.1 をリリースしました。
- 2023/6/1~2023/6/21 の間に新規にアップロードされた画像ファイル(jpgやpngなど)のサムネイル画像が生成されなくなっていた不具合を解消しました。
- 不具合発生中にアップロードされた画像ファイルのサムネイル画像は作られていないままです。お手数ですが、サムネイル画像を表示させたい場合は再度アップロードをお願いします。
- プロジェクトを Dropbox に同期設定後、Cloud LaTeX にアップロードしたファイルが Dropbox に同期されなくなっていた不具合を解消しました。
- エディタ上のエラーマークおよび該当行のアンダーライン表示が、エラー修正してコンパイルしても残ってしまっていたのを直ちに表示が消えるようにしました。
- 一例として dvipdfmx 関連など、実際にはコンパイルが失敗しPDFが生成できていないものの特定の状況下で Cloud LaTeX がそのエラーを検知できずサイレントエラーとなっていた症状を改善しました。
- ターゲット指定されたファイルを削除不可とすることで誤操作による削除を防止するようにしました。
2023/05/20
v2.83.0 をリリースしました。
- Twitter アカウントを用いた登録・ログイン機能の提供を終了しました。
- 対象の方にはたいへんご不便をおかけしますが、登録時のメールアドレスが有効であれば、 パスワード設定 をすることによりその設定したパスワードでログインができます。
- もし対象の「Twitter アカウントのみでのログイン連携をしていたユーザ」の方で、登録時メールアドレスが分からなくなった場合、または既にメールアドレスが無効なものとなっていてパスワード設定手続きができない場合は、個別に対応しますので、 support@cloudlatex.io までその旨ご連絡ください。
mwe
パッケージなど、一部パッケージが利用できない不具合を修正しました。- その他、細部の調整を実施しました。
2023/05/07
v2.82.1 をリリースしました。
- Texdoc コマンドを使ったドキュメント検索ができるようになりました。
- 編集画面の右枠に新設された TEXDOC タブの検索ボックスにキーワードを入れることで、
texdoc -l -M "キーワード"
コマンドを実行した結果のうち最大 25 件のPDFドキュメントが、入力キーワードに最適な順番に表示されます。 - PDFドキュメントの検索対象は現時点で TeX Live 2022 最終版 に同梱されているものとなります。
- 編集画面の右枠に新設された TEXDOC タブの検索ボックスにキーワードを入れることで、
- その他、細部の調整を実施しました。
2023/04/16
v2.80.2 をリリースしました。
- Cloud LaTeX 内部で用いている TeX Live を
TeX Live 2022 frozen
(最終版)フルバージョンに更新しました。また、(u)pLaTeX についてはメニューよりTeX Live 2023 開発版
を選択することができるようになりました。 - コマンド自動補完機能を改善しました。
- コマンド入力値と完全一致する補完候補が表示されない不具合の解消
\columncolor
のスペルミス修正\usepackage{}
のパッケージ名補完の追加
- システム内部で使用している各種パッケージを更新し、システムの安定化を実施しました。
2023/03/10
v2.79.0 をリリースしました。
- ページデザインを変更しました。
- 特定条件下で、プロジェクトにファイルが正しく設置されているにも関わらず「ファイルが見つからない」コンパイルエラーが発生することがあった不具合を修正しました。
- Dropbox 同期機能使用中、Dropbox 上で実施した編集操作の一部が Cloud LaTeX に同期反映されなかった不具合を修正しました。
- その他、セキュリティ向上や細部の調整を実施しました。
2023/02/09
v2.78.0 をリリースしました。
- 「フォルダにファイルを格納してコンパイルを実行した後にそのフォルダ名をリネームして再度コンパイルすると、配下のファイルを正しく読み込めずエラーとなることが時折発生していた事象」を修正しました。
- プライバシーポリシー を改定しました。
- 改定内容:「クッキーやアクセス解析データを収集する目的」の明文化など
- ページデザインを一部変更しました。
- その他、セキュリティ向上や細部の調整を実施しました。
2023/01/18
v2.76.0 をリリースしました。
- 矢印キーでのカーソル移動中に \begin{環境名} のカッコ内に入ってもコマンド自動補完候補が表示されないようにしました。
- 今までは、自動でサジェストが発動してカーソルが奪われてしまい、移動が不便だった問題の改善になります。マウスでカッコ内にカーソルを移動させたり、カッコ内で1文字入力した際には従来の通りサジェストが発動します。
\verb| |
など、使われることの多いコマンドを複数、コマンド自動補完候補に新規追加しました。- テンプレート一覧画面にて、テンプレート説明の文字がはみ出る表示崩れを解消しました。
- その他、セキュリティ向上や細部の調整を実施しました。
2022/12/18
v2.74.6 をリリースしました。
- Cloud LaTeX にインストールしている emath パッケージを最新版に更新しました。
- その他、セキュリティ更新や細部の修正を実施しました。
- アカリクコラム:LaTeXで論文原稿を作成できる国内学会誌まとめ の記事の「日本物理学会」の記事で紹介されている9種のテンプレートを Cloud LaTeX テンプレートに追加しました。
日本物理学会誌「特集・小特集」サンプルファイル
テンプレートにつきまして原本に画像表示崩れがありましたため、epsファイルのpdfファイルへの変換およびbutsuri2.sty
を dvipdfmx に対応させる改変を実施しています。
2022/12/06
v2.74.5 をリリースしました。
- 2022/12/05より発生していた、古いバージョンのSafariブラウザを利用中の一部ユーザ環境においてCloud LaTeXの各種ページが正常に閲覧できない不具合を修正しました。
- 2022/11/28より発生していた、Twitter/Facebook/Googleアカウントを利用した新規登録ができない不具合を修正しました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2022/11/18
v2.72.0 をリリースしました。
- ファイル・フォルダ名作成時に、platex ではコンパイルエラーとなる「ASCII文字やJIS X 0208」以外の文字を使用できないようにしました。また、アップロードファイルにこれらの文字が含まれていた場合には自動で
_
に置換されます。 - パスワード設定時に自動ログアウトされないようにしました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2022/10/23
v2.71.2 をリリースしました。
- iPhone/iPadでご利用の際に、エディタの1行目が表示されないことがある不具合を修正しました。
2022/10/20
v2.71.0 をリリースしました。
- 外部アカウント(Facebook/Twitter/Googleアカウント)を使って登録する際に、意図しない画面遷移が発生していた問題を修正しました。
- サービス離脱後、非常に短い時間で自動ログアウトされてしまっていた問題を修正しました。
- 外部アカウントのみで利用中の方がパスワードを追加設定しやすくするようユーザー設定画面を改善しました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2022/09/22
v2.70.0 をリリースしました。
2022/08/16
v2.69.0 をリリースしました。
- インストールしている emath パッケージのバージョンを最新(20210509版)にしました。
- 「コンパイル」ボタンの上にマウスポインタを置くと、コンパイル実行のショートカットキーである
Ctrl(Cmd)+Enter
がポップアップ表示するようにしました。 - 英語テキストの表記統一を実施しました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2022/06/21
v2.66.1 をリリースしました。
- プロジェクト新規作成でZIPファイルをアップロードした際に正しく展開できず、プロジェクト内にZIPファイル名のフォルダが複数作られる現象が稀に発生していた不具合を修正しました。
- その他、細部の修正等を実施しました。
2022/06/06
v2.65.0 をリリースしました。
- ファイル削除周りのプログラムを最適化しました。これにより、プロジェクト内のファイルサイズが大きいまたはファイル数が多い場合に、プロジェクト削除処理に要していた時間を大幅に短縮しました。
- 誤って大量のファイルを格納してしまうことを防止するため、下記の制限を追加しました。詳細は ヘルプ(よくあるご質問) をご確認ください。
- ZIPアップロードによる新規プロジェクト作成時のファイル/フォルダ同時追加上限数を 100 から 500 に変更しました。
- 1つのプロジェクトに含まれるファイル/フォルダ数が 500 を超えるとファイル一斉追加ができないように上限を設けました。
- その他、細部の修正等を実施しました。
2022/05/13
v2.64.1 をリリースしました。
- Cloud LaTeX 内部で用いている TeX Live を
TeX Live 2021 最終版(フルバージョン)
に更新しました。- TeX Live の切り替えに伴い、各プロジェクトにて初回のコンパイルに時間がかかる可能性がございます。
- 更に、日本語LaTeX のうち (u)pLaTeX についてはメニューより現時点最新の
TeX Live 2022 開発版
を選択することができるようになりました。 - サーバのスペックが向上し、より快適に Cloud LaTeX がご利用いただけるようになりました。
- ZIPファイルアップロード時に意図せず大量のファイルをアップロードしてしまうことを防ぐため、ZIP 内に含まれるファイル/フォルダ数が合計 100 を超えている場合にはエラーを出すようにしました。
- 一部で発生していた英語表記の崩れを修正しました。
- その他、細部の修正等を実施しました。
Cloud LaTeX テンプレートを追加しました。
ログイン→マイページ→テンプレートから作成→「科研費LaTeX」または「美文書」で検索してご利用ください。
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日本の LaTeX 教科書として定評のある 『[改訂第8版]LaTeX2ε美文書作成入門』 の内容に準拠した下記を、Cloud LaTeX テンプレートとして公開中です。
- p.022:2.5 LaTeXでレポートに挑戦
- p.029:3.1 LaTeXの入力・印刷の完全な例
- p.050-052:3.17 セミナーのご案内
- p.052-056:3.18 箇条書き
- p.059:3.22 罫線の類
- p.065-066:4.2 簡単な命令の作り方
- p.079-104:第5章 数式の基本 より
- p.105-121:第6章 高度な数式 より
- p.123-140:第7章 グラフィック より
- p.141-152:第8章 表組み より
- p.153-160:第9章 図・表の配置 より
- p.164-167:10.4-10.5 索引の作り方、索引スタイルを変えるには
- p.199-204:12.1 フォントの5要素
- p.211-213:12.5 英語以外の言語(lualatex)
- p.282-286:14.5 例:数学のテスト
他の箇所につきましても後日テンプレート追加を予定しております。
2022/03/14
v2.60.0 をリリースしました。
※ 更新の影響により初回のコンパイルに時間がかかる可能性があります。また、ページのデザイン崩れが発生した場合は、ブラウザのスーパーリロードをお試しください。
- ページのスタイルを一部変更しました。
- その他、セキュリティ更新や細部の修正などを実施しました。
2021/12/31
v2.58.0 をリリースしました。
- Macの標準機能でファイル圧縮をした際に生成される、macOS固有の
__MACOSX
ディレクトリやDS_Store
ファイルが含まれたZIPファイルをアップロードする際、自動でこれらを除去するようにし、Cloud LaTeX でのプロジェクト利用をしやすくしました。 - (u)platex 利用時に編集画面のメニューから
開発版:TeX Live 2021
を選択した際、現時点最新の (u)platex 開発版であるpLaTeX2e <2021-11-15(u04)> (based on LaTeX2e <2022-06-01> pre-release-0 (develop 2021-12-19 branch))
が利用可能になりました。 - その他、各種パッケージのバージョン更新や細部の修正を実施しました。
2021/12/19
v2.57.0 をリリースしました。
- ファイル名に Unicode 正規化処理をかけるようにしました。
- 一例として、Mac環境等でターゲットtexファイル名に
「ご」
など(半)濁点を含む全角文字を使用すると、文字コードとしては「こ」+「゛」
と(半)濁点が分離してしまうことがあり、その状態のファイルを Cloud LaTeX にアップロードすると platex ではコンパイルできないという問題が発生していましたが、今回の処理追加によりこの不具合が改善されました。
- 一例として、Mac環境等でターゲットtexファイル名に
- その他、各種パッケージのバージョン更新や細部の修正を実施しました。
2021/12/05
v2.56.0 をリリースしました。
- ターゲットtexファイル名に半角カッコ
()
が含まれる場合に、コンパイルが正常に完了しなくなっていた不具合を修正しました。 - その他、各種パッケージのバージョン更新や細部の修正を実施しました。
2021/11/22
v2.55.1 をリリースしました。
- マイページのプロジェクト検索およびテンプレート検索においてキーワードの半角英数字の大文字小文字の区別をしないように変更しました。具体的には
latex
の検索キーワードで LaTeX が hit するようになりました。 - 編集画面において .tex などのテキストファイルを選択しエディタ展開した際に最初から undo が選択可能となっており押下するとエディタ内容が消えてしまっていた問題を解決しました。
- その他、各種パッケージのバージョン更新や細部の修正を実施しました。
2021/11/02
v2.54.0 をリリースしました。
- 自動コンパイルをonにしていたり、入力後すぐにコンパイルを実行した際、意図せず
「ファイルが外部で変更されています。最新の状態に更新するにはリロードしてください。」
ダイアログが表示されてしまうことが稀に発生していた不具合を修正しました。 - その他、セキュリティ面の向上や細部の修正を実施しました。
2021/10/30
v2.53.0 をリリースしました。
\makeindex
で索引を使用する宣言をしていても文中に\index{}
が貼られていない際にエラーとなっていましたが、より快適な LaTeX 執筆にするため、このエラーを解消しました。- コマンド自動補完候補を拡充しました。
- その他、セキュリティ面の向上や細部の修正を実施しました。
2021/10/06
v2.52.0 をリリースしました。
- テンプレートを検索できるようになりました。
.latexmkrc
ファイルを作成・設定できるようになりました。- 電気学会/IEEEの、日本語と英語文献を同時に扱えるように調整を加えた BibTeX スタイルファイルである jIEEEtran.bst / IEEJtran.bst v0.17 に対応し、テンプレートを追加しました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2021/09/20
v2.49.0 をリリースしました。
- 2021/08/26 のリリースにて、Cloud LaTeX 内部での Latexmk によるコンパイル処理設定で
upbibtex
とupmendex
を使用するように変更しましたが、一部プロジェクトで platex でコンパイルできない問題が発生したため、 platex でコンパイルする際にはpbibtex
とmendex
を使用するようにしました。- 期間中、「何度かコンパイルしないとPDFが出力されない / コンパイルできずタイムアウトしてしまう」という症状に遭われていた方は再度お試しください。それでも症状が直らない場合、サンプルコードとして頂いて検証させていただきたく、 support@cloudlatex.io までお問い合わせにご協力をお願いします。
- R言語のパッケージ
knitr
をインストールすることにより、Cloud LaTeX 上で .Rtex ファイルを作ることで R コードが利用できるようになりました。併せて、R言語に関連するテンプレートを3種追加しました。 - 日本語対応 BibTeX スタイルファイルである jecon.bst v6.4 に対応し、テンプレートを追加しました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2021/09/16
v2.48.0 をリリースしました。
- Mac 環境にて、まれに、enterキーを押すと前に書いた内容が挿入されてしまっていた不具合の対策を行いました。
- 「Windows 環境で Firefox ブラウザとIMEにGoogle 日本語入力を使用」している場合、予測変換候補のボックスがブラウザの左下に表示される事象を確認しております。お手数ですが、IME を Microsoft IME に切り替えてご使用いただきますようお願いします。
- 今まで、コンパイルする毎に PDF VIEW の表示位置が開いているページの頭に移動してしまっていたのを移動しないようにし、コンパイルしながらの執筆活動がしやすいようにしました。
- 今まで、編集内容保存時に逐一ファイルツリー部分が一瞬グレーアウトしていたのを表示しないようにし、長時間の執筆活動がしやすいようにしました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2021/09/07
v2.47.0 をリリースしました。
- 前回のリリースで設定した、 Cloud LaTeX のコンパイルに使用している
Latexmk
の下記2点の処理について、エラー発生に気づきにくい部分のユーザビリティを高める改善を実施しました。- 索引作成処理
upmendex
において、\makeindex
宣言の記述があっても\index{ }
が貼られていないと実行が終わらなくなる不具合を確認したため、 Cloud LaTeX にて独自にupmendex: Nothing written in output file.
のエラーを出すようにしました。 - 参考文献処理
upbibtex
において、現在 bib ファイルのpages
に いわゆるハイフンである unicode-table.com/jp/002D/ ではなく unicode-table.com/jp/2013/ が含まれていると実行が終わらなくなる不具合を確認したため、 Cloud LaTeX にて独自に! Cloud LaTeX Error: The pages section contains "–" (U+2013). Please replace it with "-" (U+2d) to prevent upbibtex from freezing.
のエラーを出すようにしました。- 一例として、 ACM Digital Library のテンプレートがこのケースに該当します。
- 索引作成処理
- BibTeX の編集中、一度コンパイルして bbl ファイルを生成した後にコンパイラを変更し再度コンパイルした際などに、前の bbl ファイルの内容が残っているためにエラーが発生することがあったため、 bbl ファイルを含んだプロジェクトはコンパイル直前にその内容をクリアするようにしました。
- 「復元」機能を用いることで前のバージョンの bbl ファイル内容を復元することが可能です。
- 以下の BibTeX スタイルファイル( bst ファイル)をあらかじめ Cloud LaTeX にインストールし、ファイルツリーに追加しなくても利用ができるようにしました。
- github.com/ShiroTakeda/jecon-bst の
jecon.bst
とjecon-unicode.bst
- github.com/ehki/jIEEEtran の
IEEJtran.bst
とjIEEEtran.bst
- sils.shoin.ac.jp/~gunji/CR/Kyozai/thesis/ の
jtheapa.bst
とtheapa.bst
(同名の sty ファイルも含む)
- github.com/ShiroTakeda/jecon-bst の
- LaTeX 執筆で利用されることが多い以下のコマンドを自動補完候補に追加しました。
\textgt{ }
,\raggerdright
,\centering
,\raggedleft
,\leftline{ }
,\centerline{ }
,\rightline{ }
,\input{ }
,\include{ }
,\makeindex
,\index{ }
- その他、細部の修正を実施しました。
2021/08/26
v2.46.0 をリリースしました。
jecon.bst
やjtheapa.bst
など、LaTeX での文献管理に便利な BibTeX スタイルファイルを用いた論文フォーマット複数をテンプレートに追加しました。\documentclass
コマンド内の補完候補の内容を改めました。- 新規登録やパスワード変更時に、入力したパスワードの文字を確認できるオプションを追加しました。
- Cloud LaTeX 内部でコンパイル時に利用している
Latexmk
にて、$bibtex
ではupbibtex
を実行、$makeindex
ではupmendex
を実行するように設定を変更しました。 - 索引スタイルファイル .ist ファイルをファイルツリーに置けるようにしました。
- makeindexプログラム使用による索引のデザインが崩れることがあった不具合を修正しました。
- Dropbox 連携中に Dropbox 側の設定から Cloud LaTeX アプリを削除すると、Cloud LaTeX 側のユーザー設定ページがエラーとなる不具合を修正しました。
- その他、細部の修正を実施しました。
2021/06/30
v2.44.0 をリリースしました。
-
現時点で最新の (u)platex 開発版である
pLaTeX2e <2021-06-01>+2 (based on LaTeX2e <2021-11-15> pre-release-1
が利用可能になりました。今回リリースされた 日本語 LaTeX の新バージョンに含まれる新機能や非互換な変更に対して、各ユーザのご利用環境でのテスト実績の蓄積と問題点洗い出しのプロセスが不可欠となります。そのテストに Cloud LaTeX でお手軽にご参加いただけますので、ぜひご協力ください。 - Cloud LaTeX を運営するアカリクのロゴを変更しました。
- その他、細部の修正等を実施しました。
2021/06/27
v2.43.0 をリリースしました。
- セキュリティ強化のため、「過去に他サイトで流出したことのあるような『第三者に推測されやすい』パスワード」を設定していた場合に変更を促す警告を出すようにしました。
- プロジェクト編集画面、左ペインのファイルツリーにおけるファイル設定に「ダウンロード」機能を追加し、最新版のファイルをダウンロードできるようにしました。
- プロジェクトフォルダをまとめてダウンロードしたい場合には、引き続きマイページの「ZIPでダウンロード」機能をご利用ください。
- その他、細部の修正等を実施しました。
2021/06/07
v2.42.2 をリリースしました。
- 現時点で最新の (u)platex 開発版である
pLaTeX2e <2021-06-01>+1 (based on LaTeX2e <2021-12-01> pre-release-0
が利用可能になりました。こちらの内容もご参考ください。 - natbib.sty を予めインストールしておくことで natbib に対応しました。
- その他、細部の修正等を実施しました。
2021/05/13
v2.41.0 をリリースしました。
- 「一部の学会や学術雑誌への論文提出において、ソースやPDFファイルに加えて BibTeX 利用時の中間ファイルであるbblファイルの提出」が必須であるケースに対応すべく、BibTeX 等利用時にbblファイルが生成された際にはプロジェクトのファイルツリーに表示することで、bblファイルを含めたソース一式をZIPダウンロードできるようにしました。
- (u)platex 開発版を、 こちら の記事にある The third and final LaTeX pre-release for 2021-06-01 版に更新しました。
- その他、セキュリティ対策を始めとした、細部の修正を実施しました。
2021/05/09
v2.40.1 をリリースしました。
【日本語 LaTeX (u)pLaTeX 最新開発版でのテスト協力ができるように】
こちらの記事 にあるように、日本語 LaTeX の新バージョンに含まれる新機能や非互換な変更に対して、各ユーザのご利用環境でのテスト実績の蓄積と問題点洗い出しのプロセスが不可欠となります。そのようなテストに Cloud LaTeX でお手軽に参加できるようにするための機能追加となります。
- プロジェクト設定「開発版を試す」で「開発版」を選択すると、現時点で最新版の TeX Live 2021 で
(u)platex-dev
コマンドでのコンパイルができるようになります。- その上で
\documentclass
の前に\RequirePackage{exppl2e}
の記述を加えてテストしてください。 - 不具合や改善点を発見した場合は以下に Issue を立て、 (u)pLaTeX の開発者に報告してください
- pLaTeX: https://github.com/texjporg/platex/issues
- upLaTeX: https://github.com/texjporg/uplatex/issues
- その上で
【その他の修正点】
No pages of output.
となった際に ERROR を出すようにしました。- 今までは ERROR 表示が出ず、「コンパイルしたはずなのになぜかPDFが変わらない」という現象が発生していたのをユーザーフレンドリーなサービスとするための修正です。
- 空のプロジェクト等を作成して開いた際に自動でコンパイルが走らないようにしました。
- 今までは「プロジェクト作成しアクセスすると早々にエラーが表示され戸惑う」という現象が発生していたのをユーザーフレンドリーなサービスとするための修正です。
- その他、プラットフォームの更新や表示アイコン・文言等の改善、細部の修正等を実施しました。
2021/04/25
v2.39.0 をリリースしました。
- ドキュメント変換ツールの Pandoc を搭載しました。これにより、マークダウン形式の md ファイルをターゲットとして編集しコンパイルすると、 LaTeX 変換後にPDF出力ができるようになりました。
- マークダウンでシンプルな LaTeX 文書が書ける体験ができるよう、「markdownをLaTeXに変換」テンプレートを新たに用意しましたのでぜひご利用ください。
- 各 LaTeX エンジンに対応しており、 platex/uplatex/lualatex コンパイル時には jlreq クラスで、 pdflatex/xelatex でのコンパイル時には bxjsarticle クラスで変換されるように設定しています。
- ファイルツリーのフォルダを閉じた状態でそのフォルダの設定から「ファイルを新規作成」すると、フォルダは閉じたままで新規作成ファイルが自動選択されるという分かりにくかった挙動を改め、フォルダが自動的に開くようになりました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2021/04/10
v2.38.0 をリリースしました。
- 2020/10/25 の v2.31.0 リリース以降発生していた、「パスワード変更を正常に実施できない不具合」を修正しました。ご不便をおかけし申し訳ございませんでした。
- Cloud LaTeX 内部で使用している TeX ディストリビューション を
TeX Live 2020 最終版
に更新しました。TeX Live 2020 では既定の日本語フォントがIPAフォントから原ノ味フォントに変更となり、とても綺麗な見栄えとなっております。 - プロジェクト設定のレイアウトを見やすく、また用途毎に設定順を変更し利用しやすくしました。
- その他、細部の調整を実施しました。
2021/03/20
v2.37.2 をリリースしました。
一部のプロジェクトにつきまして、LaTeX の LOG タブの情報では正常にコンパイルが終わっているケースでも、稀に誤ってエラーを検知してしまい、PDF閲覧および出力ができなくなっていた不具合を修正しました。
2021/03/19
v2.37.1 をリリースしました。
v2.37.0 のリリース後発生した、フォルダを含んだプロジェクトを一覧画面の設定からコピーし遷移するとコピー先のプロジェクトが正常に表示できない不具合を修正しました。
2021/03/17
v2.37.0 をリリースしました。
- プロジェクト新規作成時に「ZIPファイルをアップロード」が選択できるようになりました。Cloud LaTeXでダウンロードした、もしくはご自身で用意した無圧縮ZIPファイルをアップロードすると、作成されたプロジェクトのファイルツリーに自動展開されます
- エディタ内のフォントサイズを変更できるオプションを追加しました。既定は従来通りの 14pt とし、10pt~24pt まで、プロジェクト毎に設定の変更と保存ができます
- 編集画面上にファイルをドラッグアンドドロップしてアップロードする際の表示を分かりやすくしました
- Cloud LaTeX TOPページ上部から、VSCode拡張機能のインストールページに遷移できるようにしました
- 編集画面でファイルを新規作成した際に、自動でその新規ファイルが選択されるようにしました。これにより作成した新規ファイルをそのままエディタで編集することが可能となりました
- 登録プロジェクト数が多い場合に一覧ページの表示に時間がかかっていた問題の解決のため、プロジェクト 25 件ずつの表示とするようにしました
- その他、細部の修正を実施しました
2021/02/21
v2.36.0 をリリースしました。
- Android OS でエディタ上でIME日本語入力中に、カーソルが意図せず左端に移動することがある不具合を解消しました
- 現在 Cloud LaTeX は、 Android OS や iOS などのモバイル機器端末用OSを推奨利用環境に指定しておりません。そのため十分な検証はできておらず、OSバージョンや利用ブラウザによって挙動が異なる可能性がありますので御了承ください
- ログインページ下部等にある「Twitter/Facebook/Googleでログイン」各リンクの遷移先がエラーとなっていた問題を解消しました
- 登録時またはユーザー設定変更時に、一部条件下で500エラーが発生していた問題を解消しました
- その他、細部の修正を実施しました
2021/02/14
v2.35.0 をリリースしました。
- 科研費LaTeX 日本学術振興会 特別研究員 2021年春応募分 の申請テンプレート5種(DC, PD, RPD, 海外, 海外(RRA))が利用できるようになりました。既定の LaTeX エンジンは uplatex としています
- lualatex の初回コンパイル時にかかっていた読込時間を短縮しました。これにより Cloud LaTeX で lualatex を他のエンジンと同様に快適にご利用いただけるようになりました
Tab
を入力した後に日本語入力すると変換決定時にその文字が消えてしまう不具合を修正しました。その結果、Cloud LaTeX ではTab
キー押下により半角スペース2個が挿入される仕様に変更となりました- 半角英数字ではないファイル名のtexファイルでは Synctex やスクロール同期が動作しない不具合を修正しました
- AMS-LaTeX 内の amsart を更新し、subjclass命令の際に"2020"を指定できるようになりました
- LaTeXエンジンのドロップダウンリストの選択肢を、上から platex / uplatex / lualatex / pdflatex / xelatex の順に変更しました
- 保存処理中にファイルツリーが編集不可となる際のアニメーション表示を調整し、画面が見やすいようにしました
- Cloud LaTeX では同一プロジェクトに対して同時に複数コンパイル処理が走らないよう制御しています。その際に表示されるエラーダイアログ文言をわかりやすくしました
- その他、内部パッケージの更新や細部の修正を実施しました
2020/12/27
v2.34.0 をリリースしました。
- 月刊誌『大学への数学』に使われている ceo.sty のフルバージョンが Cloud LaTeX で簡単にご利用いただけるようになりました。リンクの特設ページをご確認ください
- VSCode連携のためのトークン生成ダイアログ(マイページ右上→「プラグイン連携」)のUIをご利用しやすいように改善しました
- その他、セキュリティ対策など実施しました
2020/12/23
Cloud LaTeX プロジェクトを VSCode と同期させて利用できる拡張機能のベータ版(v0.1.0)を、オープンソースとして公開しました。 README よりご利用いただけます。
下記のプレスリリース記事もご参考ください。
アカリク、自社サービスCloud LaTeX(クラウドラテフ)との同期を可能にするVisual Studio Code拡張機能(プラグイン)ベータ版を公式OSSとして公開
- 開発中のプラグインのため、論文など重要なプロジェクトでのご利用はお控えください
- 同期するために必須のトークン(2週間有効)の生成には Cloud LaTeX のパスワードが必要です。Cloud LaTeX を外部連携アカウントのみでご利用いただいている方は、お手数ですが一旦ログアウトいただいてから、 パスワード設定 をしてください
2020/12/09
v2.33.0 をリリースしました。
- 今まで、サーバの稼働状況を問わず常に時間がかかっていた lualatex のコンパイルについて、2回目以降のコンパイル速度の理論値が劇的に向上しました
- 初回コンパイルについてはキャッシュ生成のため従来の時間がかかります。またサーバはサービス利用中に随時切り替わっており、サーバが切り替わる毎にキャッシュ生成し直しとなります。この点につきまして引き続き改善を検討してまいります
- Emacs / Vim / Sublime Text に近いキーバインドをプロジェクト毎に選択できるようになりました
- 各エディタのキーバインドを完全に再現したものではありません。Cloud LaTeX やご利用のブラウザの仕様、またプラグイン等でのショートカットキー設定などの影響により、特定のキーが使用できない可能性があります
- ファイルツリーの同階層に「コンパイルターゲットのtexファイルと同名のpdfファイル」が存在する場合、今までコンパイルが失敗していた問題を解決しました
- その他、細部の修正を実施しました
2020/11/28
v2.32.0 をリリースしました。
- 内容が空(blank)のプロジェクトを作成できるようにしました
- 編集画面の各ペインの最大化ボタンの表示をわかりやすくしました
- プロジェクト設定「警告の表示」を on/off すると直ちに画面に反映されるようにしました
- プロジェクト設定「自動コンパイル」は今までユーザ毎の設定となっていましたが、これをプロジェクト毎に設定変更・保存できるようにしました
- その他、細部の修正やセキュリティの向上などを実施しました
2020/10/25
v2.31.0 をリリースしました。
- 自動変換候補に今までなかったもののうち、利用頻度がある程度高いと考えられる下記のコマンドを候補に追加しました( amsmath など特定環境下で利用できるコマンドも一部追加しています)
\caption{ }, \displaystyle, \fbox{ }, \fontsize{ }, \footnote{ }, \framebox{ }, \limits, \lstinputlisting[ ]{ }, \mathrm{ }, \mathstrut, \pageref{ }, \renewcommand{ }{ }, \textcolor{ }
\lstinputlisting[?]{ }
の [?] には、caption=
とlabel=
の補完を設定しました
- また、
\begin{?}
の {?} に以下の補完を追加しましたalign, thebibliography, itembox, lstlisting, cases, pmatrix, bmatrix, vmatrix, minipage
- プラグイン連携機能を追加しました。具体的な利用方法については近日アナウンス予定です
- その他、細部の調整をしました
2020/10/15
v2.30.2 をリリースしました。
2020/09/21 の v2.30.0 リリース後、ユーザー設定からの退会ができなくなっていた不具合を修正しました。
2020/09/27
v2.30.1 をリリースしました。
2020/09/21 の v2.30.0 リリース後、Cloud LaTeX で作成したプロジェクトを Dropbox に同期した際に、Cloud LaTeX プロジェクトでのファイルツリーやエディタ表示が消えてしまうことがある不具合が発生したため、これを修正しました。
2020/09/21
v2.30.0 をリリースしました。
- 以下のフォント/パッケージを追加しました。
[フォント]
- Source Han
- Noto CJK(v2.001、Noto Sans CJKについては ㋿(令和 の合字)対応済)
- 源柔ゴシックX
- 源真ゴシック、源真ゴシック
[パッケージ]
- emath 丸ごとパック 訂正版(一例として、 こちら 掲載の作品が main.tex ソースのみで利用可能になりました)
また、ブログ「TeX Alchemist Online」を運営する id:doraTeX さんに許諾いただき、今回追加の和文フォントを活用いただけるよう、ブログ内記事をアレンジした以下のテンプレートを追加しました。
- upLaTeX + Noto CJK JP フォント + 源柔ゴシック による和文多書体の実現
- コマンド自動補完候補に、
\newcommand
と\def
を追加しました - ログイン画面およびファイルアップロード画面が崩れることがある不具合を修正しました
- その他、細部の調整をしました
2020/08/26
v2.28.0 をリリースしました。
[不具合修正]
- Cloud LaTeX が採用しているエディタのバージョン更新によって、IME日本語入力時の変換候補リスト表示が入力行に重なってしまい編集中の文字が見えづらくなる不具合が発生しておりました。ご不便をおかけし申し訳ありません
- 今回この不具合を修正しましたが、この変更によってもし編集中に新たな他の不具合を発見した方は、お手数ですが support@cloudlatex.io までご連絡ください
- 英語スペルチェック機能が on の際に、1 行内に英単語を含んだ長文を入力すると表示されるまでのレスポンスが低下していた問題に対処しました
- しかし本問題対処後も、各種環境に依存しますが 1 行に 1,000 単語以上の長文を入力すると表示レスポンスが低下し始めますため、そのような利用の際には適宜行を分けていただくか、英語スペルチェック機能を off にしての編集をお願いします
[機能追加]
ctrl(cmd)+/
で、選択行を一括でコメントアウト(文頭に % )するショートカットキーを追加しました- すべての選択行に既にコメントアウトが付与されている場合にはこのショートカットキー操作によってコメントアウトを解除します。選択行の中にコメントアウトしている行とそうでない行が混在する際には一括で % を付与します
- Internet Explorer ブラウザで Cloud LaTeX に遷移した場合に、推奨利用環境ではないためブラウザの切り替えを促す警告メッセージを表示するようにしました
- Cloud LaTeX ではかねてより、Internet Explorer は推奨利用環境外 であるアナウンスをさせていただいています。もしそれ以外のブラウザにて警告メッセージが表示されるようでしたら、お手数ですが support@cloudlatex.io までご連絡ください
- その他、細部を修正しました
2020/07/12
v2.27.0 をリリースしました。
- エラー(Error) や 警告(Warning) が発生した際に、 TeX Wiki の該当するメッセージ解説記事へ移動できるリンクを用意しました。またエラー/警告ダイアログ上にカーソルをホバーすることで該当メッセージがポップアップされます
- 編集後、しばらくして自動保存が走る前にショートカットキー
ctrl(command)+s
を押下することですぐに保存処理が走るようにしました。これにより、エディタがアクティブ中にctrl(command)+s
を押下して Web ページ保存ダイアログが表示されてしまうことがなくなりました - プロジェクト検索で英字の大文字小文字を区別しないようにしました。一例として、「latex」の検索で「LaTeX」「latex」ともにヒットするようになりました
- プロジェクト設定の「自動コンパイル」の on/off を切り替えると、「『Cloud LaTeXからのお知らせ』メールを受信する」フラグも連動してしまうことがある不具合を修正しました
- プロジェクトを連続で新規作成すると、前の作成情報(タイトル名・説明)がダイアログに残ってしまっていた不具合を修正しました
- その他、細部の修正を実施しました
2020/06/21
v2.26.0 をリリースしました。
- 英語のスペルチェック機能を追加しました。プロジェクト毎にon/offの設定ができデフォルトではonになっていますので、他のアルファベット言語を利用するなど不要の際にはプロジェクト設定から機能をoffにすることができます。
- プロジェクト一覧画面にプロジェクト検索機能を追加しました。タイトル/説明文での絞り込みが可能です
- その他、各種修正を実施しました
2020/05/10
v2.25.0 をリリースしました。
- Cloud LaTeX は、プロジェクトのファイルツリー直下に置いたtexファイルでないとターゲットに指定できない仕様ですが、このターゲットファイルを削除した際に、フォルダ内にある他のtexファイルをターゲットに指定できてしまう不具合を発見しました。そのため本更新にてこれをターゲット指定できないように修正しました
- ファイルアップロードダイアログ中にファイルがリストされている状態であっても、ダイアログ外の領域クリックでダイアログを閉じることができるようにしました
- ファイルアップロード完了ダイアログにおける特定操作によりダイアログが閉じられなくなり、ページリロードせざるを得なくなっていた不具合を修正しました
- その他、各種プラグインの更新や細部の修正を実施しました
2020/04/21
v2.24.1 をリリースしました。
- 内部エンジンを TeX Live 2019 最終版 (pLaTeX2e <2020-02-02>+3 対応) に更新しました
- Internet Exproler 11 ブラウザ使用時にログインできない不具合を修正しました
- ファイルツリー上の pdf をクリックすることで、プレビューを表示されるようにしました
- clo ファイルを利用できるようにしました
- エディタ上での画像補完機能の画像プレビュー表示を最適化しました
- その他、細部の修正を実施しました
2020/03/05
科研費LaTeX 日本学術振興会 特別研究員 2020年春応募分 の申請テンプレート5種(DC, PD, RPD, 海外, 海外(RRA))を用意しました。
2020/02/28
v2.23.0 をリリースしました。
- エディタのパフォーマンスを向上しました
- bibファイルを入れ替えると
\cite
コマンド入力時のサジェストが表示されなくなる不具合を修正しました - その他、細部の修正を実施しました
2019/10/31
v2.21.2 をリリースしました。
2019/10/29 の v2.21.1 リリースによって発生した、「ファイルを追加する」からフォルダしか追加できなくなっていた不具合に対し、「ファイルを追加する」/「フォルダを追加する」の2つのボタンを設置することで対応しました。
2019/10/29
v2.21.1 をリリースしました。
- プロジェクト画面でのD&Dまたはアップロード→「ファイルを追加する」から、フォルダごとまとめてファイルを追加できるようになりました(本機能は Internet Explorer ではご利用になれません。ご了承ください)
- プロジェクト画面内の3つの画面の枠をそれぞれ最大化/もとに戻すボタンを設置しました
\includegraphics{}
コマンドを使うと、予めファイルツリーに用意した画像ファイルやPDFファイルの中からファイル名入力補完ができるようになりました。jpg/pngファイルの場合はプレビューも表示されます- PDF VIEW の 該当箇所をダブルクリックすると、その箇所にある程度対応した編集行にジャンプする機能を追加しました
- 新規プロジェクト作成時にそのままプロジェクト名が入力できるようにUIを改善しました
- ファイルツリー操作でのファイル移動先を表示する枠の範囲がわかりやすくなるようにUIを改善しました
- その他、細部の修正を実施しました
2019/09/17
v2.20.1 をリリースしました。
2019/09/12 の v2.20.0 リリースによって発生した、一部条件下でプロジェクトにファイルをアップロードしようとすると画面が正しく読み込めなくなっていた不具合を修正しました。
2019/09/12
v2.20.0 をリリースしました。
- 一部条件下で bib ファイルがエディタで正しく読み込めなくなっていた不具合を修正しました
- Cloud LaTeX のテンプレートに、科研費LaTeX - 2019年秋応募分 の各種応募書類を追加しました
- 「スクロール同期」機能を追加しました。プロジェクト設定にて「スクロール同期」をonにすると、エディタをスクロールすることで右側の PDF VIEW がそれに連動して自動でスクロールするようになります
- その他、細部の修正を実施しました
2019/08/31
v2.19.1 をリリースしました。
- Google アカウントを用いた登録およびログインが可能になりました
- サーバサイドのフレームワークをバージョンアップした影響により、アプリが安定化・高速化しました
cite, ref
コマンドに補完候補を表示するようにしました(bibtexにも対応しています)comment
コマンド内のタグをコメントアウトするようにしました- PDF VIEW の表示倍率を直接指定しても反映されなくなっていた不具合を修正しました
\begin{}
の補完候補が一文字目を入力すると表示されなくなっていた不具合を修正しました\begin{}
や\section
毎にコードを折りたためなくなっていた不具合を修正しました- Dropbox でのファイル同期における一部不具合を修正しました
- その他、細部の修正を実施しました
2019/07/26
v2.18.1 をリリースしました。
[不具合修正]
- tex 等のテキストファイルをエディタに表示させた状態でそのファイルを削除すると画面が真っ白になる不具合を修正しました
- コンパイルをショートカットキー(Ctrl-Enter)で実行しながら別ファイルに遷移するとファイル内容が意図しないものに変更されてしまうことがある不具合を修正しました
- ファイルの復元時にエディタの文字色が反映されないことがある不具合を修正しました
[機能追加・改善]
- 置換(replace)コマンドが利用できるアイコンをエディタ上部に追加しました
- ファイルツリー周りの挙動の安定化を実施しました
- その他、細部の修正を行いました
2019/05/10
v2.17.0 をリリースしました。
[不具合修正]
- Dropbox 連携後、Cloud LaTeX プロジェクトへのインポートが行えなくなっていた不具合を修正しました
- Dropbox 連携後、Cloud LaTeX のプロジェクト同期しても、Dropbox側で行った更新内容が反映されなくなっていた不具合を修正しました
- Internet Explorer 11 環境にて、アップロードファイル選択ダイアログのチェックボックス表示が崩れていたのを修正しました
[機能追加・改善]
- 編集画面でテキストファイルを再度開いた際の読み込みを高速化しました
- プロジェクト毎にファイルツリー内のフォルダ開閉情報を保存するようにしました
- コマンド自動補完で
\begin{}
を選択すると\end{}
が補完される際の挙動をより使いやすいように改善しました - マイページのユーザー設定画面にて、どの Dropbox アカウントで連携しているかが分かるようにしました
- いくつかのエラーダイアログを Enter キーで閉じることができるようにしました
- その他、細部の修正、セキュリティアップデートなどを実施しました
[その他]
- ファイルの過去バージョン復元機能につきましてご利用状況を鑑み、復元可能なバージョンは、それぞれのファイルの最終更新日から1年以内のものに限定させていただきました
2019/03/20
v2.16.0 をリリースしました。
- 科研費LaTeX 日本学術振興会 2020(H32)年度 (2019年春応募分) の各種申請テンプレートを用意しました
- サーバ等の設定をチューニングしました
- その他、細部の修正を行いました
2019/03/14
v2.15.0 をリリースしました。
- Cloud LaTeX のビルド環境を TeX Live 2018 最終版 に更新しました
- PDF VIEW で倍率表示をするようにし、拡大縮小操作により等倍(100%)表示ができるようになりました
- プロジェクト毎に最後に開いていたファイルの情報を保存し、次回アクセス時にそのファイル内容がエディタに表示されるようにしました
- IPAmj明朝フォント に対応しました
- 一部の Mac OS 環境にて自動補完機能が発動しない不具合を修正しました
- IE 11 環境にてファイルツリーの表示が崩れる不具合を修正しました
- その他、細部の修正を行いました
2019/01/25
v2.14.0 をリリースしました。
- SyncTeX の機能を一部実現しました。コンパイル実施後、TeX ソースを開いたエディタ上で任意の箇所をダブルクリックすると、PDF VIEW にてその箇所に対応したページにジャンプするようになりました(PDF VIEW -> エディタ への逆方向のジャンプは今回未実装です)
- Mac OS 環境で、プロジェクト/フォルダ/ファイル名の作成・変更ダイアログにおいて日本語入力変換を Enter キーで決定すると同時にダイアログも閉じてしまう現象を修正しました
- 編集画面の左ペイン(ファイルツリー画面)をバー移動により完全に閉じられるようにしました
- Cloud LaTeX の登録の仕方・使い方 という記事の掲載を始めました。今後このようなチュートリアル記事を増やしてまいります。
- その他、各種修正を実施しました
2018/12/28
v2.13.0 をリリースしました。
[機能追加]
- 編集画面の設定にて、「警告の表示」オプションを追加しました。既定はオンとなっており、オフにすると LaTeX の警告(Warning)メッセージが ERROR タブに表示されなくなります。この設定はプロジェクト毎に切り替え・保存が可能です
- 編集画面の設定にて、「エディタテーマ」の設定をプロジェクト毎に保存できるようになりました
- 編集画面の設定にて、Cloud LaTeX で利用できるショートカットキー一覧ページへのリンクを追加しました
- ERROR タブ内にてエラー(Error)/警告(Warning)の有無がわかりやすいように表記を改めました
hyperref
パッケージを使い\href{URL}{表示テキスト}
と入力して PDF VIEW に埋め込まれるハイパーリンクをクリックした際、以前までは同窓で Cloud LaTeX から離れてリンク先に遷移してしまっていたのを別窓で開くようにしました- 各種ファイル名・プロジェクト名にツールチップを導入しました。これにより、名前が長く途中で切れてしまう場合でもポインタを合わせることで名前全体を確認できるようになりました
[不具合修正]
- Firefox/Edge 等一部ブラウザでファイルツリーメニュー「名前をクリップボードにコピー」が機能していなかったのを修正しました
- マイページのプロジェクト詳細メニューの表示位置がおかしくなることがあったのを修正しました
- ファイルツリーのメニューアイコンがファイル/フォルダ名の下に埋もれてしまわないように修正しました
2018/12/23
v2.12.1 をリリースしました。
- ユーザ名でのログイン時に、一部のユーザで正しくログインができていなかった問題を修正しました
- メールアドレス / Twitter アカウント / Facebook アカウント でのログインには変更ございません
- 従来のユーザ名でログインに不具合がある場合は、お手数ですが こちら までお問い合わせください
2018/11/30
v2.12.0 をリリースしました。
- 画面のUIを全体的に調整・改善しました
- ERROR タブを改善し、LaTeX の エラー(Error)メッセージのほか、警告(Warning)メッセージも表示させるようにしました。コンパイル後、Error がなく Warning のみの場合は、PDF 出力が可能です 動画
- 編集画面におけるファイルアップロード完了のダイアログを Enter キーで閉じることができるようにしました
- プロジェクト一覧画面やファイルアップロードダイアログにてファイル名が長い場合に、ツールチップでファイル名全体が表示、確認できるようにしました
- その他、細部を修正しました
2018/10/26
v2.11.0 をリリースしました。
- 編集画面にてテキストファイルをクリックしても editor に内容が表示されないことがある不具合を修正しました
- その他、細部を修正しました
2018/10/09
v2.10.2 をリリースしました。
- v2.10.0 リリース後に発生した、プロジェクト名の使用文字によってコンパイルが完了しない不具合を修正しました
- プロジェクト名に、今回より禁則文字とした一部半角記号が含まれている場合、これらを _(アンダーバー) にリネームいたしました。ファイル名につきましてはリネームを実施しておりませんが、禁則文字が入ったままですとエラーダイアログが出てコンパイルが完了しませんので、修正をお願いします。また、プロジェクト名にて、空白が挿入されている場合に誤って禁則文字判定されてしまっていたのを修正しました
2018/10/03
v2.10.0 をリリースしました。
- アナウンスしましたとおり、beta版として運営しておりました旧Cloud LaTeXにおける、 2016 年 8 月 27 日以前が最終ログイン日時となっているアカウント情報およびそれらのプロジェクト情報を削除しました
- プロジェクト名やファイル/フォルダ名を新規作成またはリネームする際に、使用できない文字が含まれているとリアルタイムにエラー表示を出すようにしました
2018/09/13
v2.9.0 をリリースしました。
- Mac OS で 日本語 JIS キーボードを利用している場合に、 「option+yen キー」または「環境設定変更して yen キー」を押してバックスラッシュを入力しても、補完候補一覧が現れない不具合を修正しました
- ターゲットとする tex ファイルを変更する際に、復元ダイアログが表示されてしまう不具合を修正しました
- 科研費LaTeX - 2018年秋応募分 の各種申請書類をテンプレートに追加しました。
- その他、細部の修正をしました
2018/07/19
v2.8.0 をリリースしました。
- 新機能:ファイルの履歴管理・復元ができるようになりました。
- ファイルツリーからファイルを右クリックもしくはメニュークリックで「復元 / Restore」を押すと、該当ファイルの変更履歴をみることができ、指定したバージョンファイルのダウンロードおよび内容復元ができます。
- プロジェクトから削除済みのファイルは復元ができませんのでご了承ください
- バックスラッシュを入力することで発動するコマンド自動補完にて、入力されるべき開始カッコが消えてしまうことがある不具合を修正しました
- その他、細部の修正をしました
2018/06/20
v2.7.0 をリリースしました。
- Cloud LaTeX をご利用いただくにあたって、登録メールアドレスの受信確認が必須になりました
お手数ですがメールアドレス受信確認手続きにご協力をお願いします - プロジェクトページ右上のハンバーガーメニューから、黒背景などのエディタテーマを選べるようになりました
※ 設定保存はされませんのでプロジェクトを開く度にテーマを変更いただく必要があります - エディタのラテン文字フォントを Inconsolata に変更しました
- ファイルツリーのメニューに「ファイル/フォルダ名をクリップボードにコピー」する機能を追加しました
- Dropbox連携において、一部条件下で Dropbox -> Cloud LaTeX のファイル同期が機能しない不具合を修正しました
- プロジェクトやファイルを作成時に、同じものが複数作成されてしまうことがある不具合を修正しました
- その他、細部の修正をしました
2018/05/24
v2.6.2 をリリースしました。
- 2018/05/22 リリースの v2.6.1 によって発生した、「編集画面のファイルツリー内のフォルダにファイルを入れていても開けなくなる」不具合を修正しました
2018/05/22
v2.6.1 をリリースしました。
- 2018 年 3 月以前にご登録いただいた方につきまして、ログイン時に追加のユーザ情報のご登録をお願いいたします
- ボタンおよびショートカットキーでコンパイル操作をした際、最新の編集内容を保存してからそれをコンパイルするように修正しました
- コンパイルすると PDF VIEW 等の右ペインの高さが固定されてしまっていた不具合を修正しました
- その他、細部の修正を行いました
2018/05/16
Privacy Policy を改定しました。
2018/04/09
v2.5.1 をリリースしました。
今回は新機能追加はありませんが、細部の修正および、UI部分のリファクタリングを行なっております。
リファクタリングによる影響として把握しているところでは、 こちらの日本語縦書き uplatex 文書 をコンパイルした際に、 v2.5.0 以前では PDF VIEW が文字化けしていましたが今回より正常に表示されるようになりました。
2018/03/31
v2.5.0 をリリースしました。
- Cloud LaTeX のビルド環境を TeX Live 2017 最終版 に更新しました
- lualatex 使用時のコンパイル速度を若干改善しました
- 編集画面にて、今までショートカットキーを使わないとコマンド利用ができなかった undo(元に戻す) / redo(やり直す) および search(検索) とその検索結果への前後移動のコマンドボタンを表示しました
- ボタンが表示されない場合、スーパーリロード(
ctrl+F5
)を試してみてください - 置換コマンドはボタン表示しておりませんが、
Shift+Ctrl+R / Shift+Cmd+Option+F
にて利用可能です
- ボタンが表示されない場合、スーパーリロード(
- 新規登録フォームを改定しました
- その他、修正を行いました
2018/02/23
v2.4.0 をリリースしました。
- 科研費LaTeX - 2018年春応募分 の日本学術振興会 特別研究員テンプレートを用意しました
- プロジェクト一覧画面にて、既存のプロジェクトの中身をコピーして新たなプロジェクトを作成することができるようになりました
※コピー
のコマンドが表示されない場合、スーパーリロード(ctrl+F5
)を試してみてください - biblatex + biber 環境にて、日本語を含む bib ファイルを処理するとエラーとなっていた不具合を修正しました
- キャッシュ周りを調整し、同じソースファイルでもコンパイルが成功したりしなかったりしてしまう不具合を修正しました
- その他、細部の修正をしました
2017/11/28
v2.3.0 をリリースしました。
[不具合修正]
- Dropboxに同期しているプロジェクトが存在している状態でDropboxアカウントの連携を解除すると、再度連携した際に該当プロジェクトが再度同期できなくなる不具合を解消しました
- ウムラウト付き文字(Ä など)をエディタにコピーすると文字化けが起こっていた不具合を解消しました
- Internet Explorer 11 / Microsoft Edge ブラウザ使用時など、特定のご利用環境において、「テンプレートから作成」をしても作成ボタンが表示されていなかった不具合を解消しました
[機能追加]
- エディタ改善:行番号右の三角マークをクリックすることで、
\begin{hoge}←→\end{hoge}
および\section{foo}←→\section{bar}
で折りたたむことができるようになりました - エディタ改善:複数行コメント(
\begin{comment}←→\end{comment}
)を入力した際、該当行の文字に1行コメントアウトと同様の色がつくようになりました - ショートカットキー実装:編集中に
Ctrl+Enter
を押すと、コンパイルができるようになりました - その他、細部の修正を行いました
2017/09/15
v2.2.1 をリリースしました。
修正点
- 科研費LaTeX(2017年秋応募分) の各種テンプレートを用意しました。
- コマンドの自動補完が、一定の操作をすると再ログインしない限り機能しなくなっていた不具合を修正しました。
- 中括弧がハイライトされた際の視認性を向上しました。
(editor におけるカラーリング等についてご提案ある方はぜひとも こちら までご意見いただけますと幸いです) - Dropbox からフォルダをインポートする際、完了後に手動でブラウザ更新しないと遷移できなかったのを自動化しました。
- ファイル数が多い・サイズが大きいフォルダを Dropbox からインポートするとエラーとなってしまうことがあった不具合を修正しました。
- プロジェクトのターゲットファイルを削除した際、ターゲット指定忘れを防ぐため、代わりのターゲットファイルを選択するダイアログが出るようにしました。
- ツリー画面にて、ファイルが存在するフォルダ上に同名のファイルをドラッグアンドドロップするとツリーが崩れてしまっていたのを修正しました。
- BibTeX でクロスリファレンスが見つからない際にエラーが出ずコンパイル不可となっていたため、エラーを表示するようにしました。
- 配信メールにてロゴ画像が本文中に表示されず添付ファイルとなることがあったのを修正しました。
2017/07/06
v2.2.0 をリリースしました。
修正点
- dvipdfmx でエラーが発生した場合に今までなにも表示されていなかったのを、エラーとログを表示するようにしました
- ERROR タブの出力内容を枠折り返しとし、横スクロールを表示させないことによりエラー内容の視認性を向上させました
- Cloud LaTeX でプロジェクトをコンパイルするには、ターゲットに設定した tex ファイルをルートディレクトリ上に置かねばならず、フォルダ内の tex ファイルをターゲット設定してもコンパイルできません。左記仕様にもかかわらず、フォルダ内の tex ファイルをターゲットとして選択可能になっていたのを今回選択不可としました
- Dropbox からプロジェクトをインポートする際に、そのプロジェクトに階層フォルダが存在すると正しくインポートできなくなっていた不具合を修正しました
2017/06/18
v2.1.9 をリリースしました。
修正点
- Dropbox API のバージョン変更に対応しました
- バージョン切替の関係により、以前より Dropbox 連携を使用していた場合、何らかの不具合が起きる可能性があります。1度編集して同期エラーとなった場合はもう1度試していただき、何度もエラーとなる場合はお手数ですが一度同期/連携を切っていただいて再度試していただく等をお願いします
- LOG タブの出力内容を枠折り返しとし、横スクロールを表示させないことにより log 内容の視認性を向上させました
- その他、ファイル操作周りの挙動を中心とした修正をしました
2017/05/27
v2.1.7 をリリースしました。
修正点
- Cloud LaTeX のビルド環境を TeX Live 2016 最終版 に更新しました
- プロジェクトを新規作成または Dropbox よりインポートした場合の既定の LaTeX エンジンを一時 uplatex としていましたが、 platex に戻しました
- Dropbox でサイズが大きいファイルを扱う際に同期されないことがある不具合を解消し、安定化を図りました
- (u)platex において、中国語・韓国語フォントを埋め込むように設定を行いました。簡体字には fandol 、繁体字には arphic 、韓国語には unfonts がそれぞれ埋め込まれます。これにより、pxbabel などを用いた多言語処理 が可能になります
- 源ノ角ゴシックと源ノ明朝フォントを導入しました。 一例として、 こちら のコンパイルが可能となりました。 zxjatype などを用いることで xelatex でも使用することが可能です
- サーバの処理性能を向上しました
- その他、各種修正を行いました
2017/04/08
v2.1.6 をリリースしました。
修正点
- 時刻がUTC(世界標準時)となっていたのをJST(日本時間)に変更しました
- Dropbox 連携周りの挙動を安定化させました
- 新規プロジェクト作成のデフォルトのLaTeXエンジンを uplatex とするようにしました
- ファイル作成/リネームに使用できない文字を入力すると警告が出るようにしました
- その他、細部の修正をしました
2017/03/14
v2.1.5 をリリースしました。
修正点
- ファイルのカーソル位置が保存されなくなっていた不具合を修正しました
- 旧betaバージョンに搭載されていた Dropbox 連携機能を復活し、より安定的にご利用いただけるように修正しました
1. ログイン後のマイページにて、画面右上のユーザ名 ->「Dropboxと連携」を押し、アカウント連携を行なってください
2. プロジェクト一覧画面の「インポート」から、Dropbox の /アプリ/Cloud LaTeX/ 配下にあるフォルダをプロジェクトとして Cloud LaTeX にインポートすることが可能です
※ ファイル数・サイズが大きい場合、インポートには時間がかかり、また完了後自動で画面更新はされませんので、ブラウザ更新をするようお願いします
3. アカウントを連携すると、プロジェクト編集画面にて、画面右上の設定 ->「Dropboxと同期」することで Cloud LaTeX のプロジェクトを Dropbox にエクスポートすることが可能です
2017/02/13
v2.1.4 をリリースしました。
修正点
- ファイルツリーでのファイル表示がアップロード順からファイル名順になりました
- 特定の条件下で LOG タブにエラーが出ていても ERROR タブには表示されていなかった不具合を修正しました
- input などで複数ファイルがあるときにもエラーを抽出できるよう修正しました
- その他、システムの最適化や不具合を修正しました
2017/01/25
v2.1.3 をリリースしました。
修正点
- フッターおよびマイページヘッダーから HELP(よくある質問) を確認できるようになりました
- サービスの安定化やテキスト等の微修正を行いました
2017/01/23
不具合の修正を行いました。
修正点
- プロジェクト名に半角スペースやコロン等の一部半角文字が含まれていると正しくコンパイルできない不具合を修正しました
- プロジェクト名に日本語が含まれていると、 platex で bib ファイルを読み込み bibtex を使用する際にエラーとなる不具合を修正しました
2016/12/14
修正点
- Cloud LaTeX に搭載されている TeX Live 2015 を、 TeXシステムの脆弱性 への対策を施したものに差し替えました
- サーバの時刻設定を、 UTC(世界標準時)からJST(日本時間)に変更しました
2016/10/26
v2.1.1 をリリースしました。
修正点
- プロジェクト一覧にて、プロジェクト名/作成日時/最終更新日時での並べ替えが可能になりました
- サーバ設定のチューニングを実施しました
- その他不具合を修正しました
2016/10/10
v2.1.0 をリリースしました。
修正点
- プロジェクトの説明を編集しやすくしました
- bibtex のエラーメッセージを表示するようにしました
- PDF出力時のPDFファイル名をプロジェクト名としました
- 編集内容保存中であることがわかりやすいようにデザインを変更しました
- 編集時にCPU使用率が想定以上に高くなっていた不具合を修正しました
- サイト全体が重くなっている対策としてチューニングを実施しました
- その他不具合を修正しました
2016/09/07
- Cloud LaTeX のテンプレートに、 科研費LaTeX の2017(H29)年度版 (2016年秋応募分) の各種書類を追加しました。
2016/08/28
Cloud LaTeX は新バージョンへの移行が完了しました。
旧バージョンより引き続き Cloud LaTeX をご利用になるユーザ様は、以前のアカウントでログインし、追加登録情報を入力いただくことで、新バージョンへプロジェクトデータが引き継がれます。
注意
下記情報は引き継がれません
- サイズが 100 MBを超えるファイルを含むプロジェクト
- 全プロジェクトの合計サイズが 1 GBを超える場合における、更新日時が古いプロジェクト
- Dropbox 連携情報(Dropbox API の仕様変更により、本機能はクローズとさせていただきます)
- 旧バージョンにて何らかの不具合が発生していたプロジェクト
引き継がれたプロジェクトは、 LaTeX エンジンが全て platex に初期選択されています。 xelatex など、 platex 以外でコンパイルしていたプロジェクトは、お手数ですが編集画面内の設定より変更をお願いします。
旧バージョンの Cloud LaTeX は、ユーザ様のデータバックアップの観点より 2016 年 9 月中までは https://old.cloudlatex.io/ja よりアクセス可能ですが、新バージョンに移行できるデータは 2016/08/27 のメンテナンス開始時刻時点までのものに限ります。したがいまして、今後旧バージョンで編集したデータは新バージョンには反映されません。
その他、バージョン移行に伴うご質問につきましては こちら へお問い合わせください。